デグーのなるとちゃんとの暮らし

デグーという小動物「なるとちゃん」との日常

デグーのケージの床材

 

こんにちは、ありんこです。

 

今回は、我が家のデグー飼育で使っている床材についてのお話です。

 

ネットで検索して行き着いた床材は

木質ペレットバミューダヘイ

 

です。では詳しく説明していきます。

 

使用しているケージのご紹介 

こちらのケージに床材を敷いています。

 

SANKO イージーホーム40ハイ

良い点

  • 底面が引き出しになっており、床材交換時に便利
  • 引き出し部分の上には足場となるワイヤーメッシュすのこが敷いてある
  • 前面に2カ所の扉があり、設置したステージ等の掃除がしやすい

いまいちな点

  • 我が家ではメッシュすのこを怪我防止の為に取り外して使用しているため、床材交換時にはデグーちゃんに別の場所に避難してもらう必要がある
  • 足場のメッシュすのこを取り外しているため、むき出しになったプラスチック部分を噛まれてしまった(まだ被害は甚大ではないのでこのまま様子見です)

 初めてデグーを飼うにあたり、ネットで調べて購入したのがこちらでした。1匹だけなら十分ぽいのですが、もう少し広くしてあげたくなってきています。

そうすると、床面積も広くなって床材もたくさん必要になるなー、大きなケージを置くスペースを作らなきゃー、とかとか考えることがたくさんです^^;

 

床材の敷き方

 

引き出し一面に木質ペレットを敷き、その上にバミューダヘイを敷いています。

木質ペレットだけでも大丈夫かもしれませんが、勢いよく着地した際に丸いペレットですべって足をひねったりしないか心配で、バミューダヘイという牧草も敷いて着地しやすくしてあります。(例えると・・・アルミ缶だらけの床に着地するより、アルミ缶の上に段ボールを敷いた方が着地しやすいかな、と)

木質ペレットは水分をよく吸収し、べたべたになることがありません。尿を吸った後の匂いはありません。木のにおいがします。

バミューダヘイはカラカラに乾燥していて水分を吸収しないので、尿がかかっても吸収せず、下に敷いてある木質ペレットへ流してくれ、デグーが汚れないのです。

 

 

木質ペレット

木質ペレットとは・・・『乾燥した木材を細粉し、圧力をかけて直径6~8mmの円筒形に圧縮成形した木質燃料で、主にストーブやボイラーの燃料として利用されています。』

木質ペレットの中でも、木の皮が含まれていないホワイトペレットにしないとデグーは食べてしまうようです。

 

 

良い点

  • 消臭効果が抜群
  • 尿を吸収して体につかない
  • 20kgで2000円弱とコスパが良い
  • 掃除が楽

デグーのおしっこをきれいに吸い取り、水分を含むとボアボアと膨らみ突っつくと粉状になります。圧縮前の状態に戻るんですね。そしておしっこの匂いを発生させない。木質ペレット自体の木の良い香りがします。

固めるのに接着剤は使用していませんし、万が一デグーがかじっても危険なんてことはないようです。

いまいちな点

  • 木質ペレットの多くは針葉樹の木から作られているのでデグーがアレルギーになる可能性がある。ネットの情報によるとアレルギーが出た子はいない様子だが注意が必要。
  • 20kgとかなりの重量のため米袋に入れられて届きます。置き場所に苦労するかも。
  • 輸送途中で下の方のペレットが重みに負けて粉状に砕けていたりする場合もある。(これについては我が家ではふるいにかけて使用しています)

 

バミューダヘイ

 

牧草の1種。床材として使われることも多い。

茎が針のように細く、水分を吸収しにくい特徴がある。敷材にした場合、尿が留まることなく下に落ちる為、表面はサラサラ感が保てる。

 

 我が家では床材として使用しているので10袋入りを購入しています。

上記のものは2袋入りで298円(2016.11時点)です。1袋使いきるのに半月くらいでしょうか。お試しには2袋位がちょうど良いかもしれません。

1番刈りのチモシーのみを与えていた頃(生後2か月頃)、床材としてバミューダヘイを導入しました。すると、一日中バミューダヘイを食べ続けるというデブブーまっしぐらか!?という時期がありました。美味しいみたいですね。

良い点

  • おしっこを下へ落としてくれるので上を歩いていても体が汚れることがなく衛生的
  • 食べることもできるので床材にすればいつでも食べ放題状態
  • アレルギーの心配がない

いまいちな点

 

「良い点」だけでなく「いまいちな点」もありますが、今のところこの2つの組み合わせでデグーは元気に暮らしています。飼育ケージの形状によっても床材は変わってくるかと思います。デグーが快適に暮らせるようにこれからも試行錯誤の繰り返しです。

 

ペレットではありませんが、粉っぽくなったチモシーで結膜炎になってしまったデグーちゃんの記事をネットで見たことがあるので気になり、ペレットもふるいにかけてから使用しています。

木質ペレットの粉をふるいにかける

 

▼まず、このように米袋に入って届きます(毎回違う銘柄の米袋です^^)

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かなりの量なので、輸送途中で崩れちゃうのか粉っぽい部分が多少出てきます。デグーが粉を吸ってアレルギーを起こすかもしれないので、ふるいにかけて粉を無くしてから使用しています。

 

<用意するもの(すべて100均です)>

▼目の粗くない小さめの水切りざるセット(セットで108円)

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▼ふるい終わったペレットを入れておくバケツ(フタと容器で216円でした)あと、買い物でいただくビニールをバケツにセットしてしばっています。フタがきっちり閉まらないため。

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<ふるいます>

▼ペレットを少しずつざるに入れます

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▼ふるいます

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 ▼粉っぽい部分がざるを通して落ちます

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▼バケツに入れておけば粉を気にせずに使えます(スッキリ)

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週に一度の大掃除の際、木質ペレット導入時は床材を全て捨てて新しいものに交換していました。するといくら20kgもあるとはいえどんどんなくなっていきました。そこで、現在は使用後の木質ペレットもふるいにかけて再利用しています。

 

画像は、糞尿がたまりやすいホイール下に設置したトレイに入れているペレットをふるっているところです。同じ要領で床材もふるっています。

<用意するもの(すべて100均です)>

▼粉だけでなく糞もふるいたいので目が粗めの水切りざるを購入(セットで216円)

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<ふるいます>

▼ホイールの真下に設置したトレイにはたくさんの糞尿が^^;

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▼ざーっとざるに放り込んで

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▼上下左右に軽くふるいます

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▼きれいな部分が残ります(水分を吸ってふやけている部分も多少残ります)

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▼ふるい落とした部分はこんな感じ(糞もしっかりと落ちています)

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▼トレイに戻して再利用します

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このようにバケツ1杯分をいつでも使えるようにしておいて、なくなったら米袋から出してふるいにかけてバケツへ・・・を繰り返しています。スッキリするし、結構楽しんでます^^。

▼嫌なにおいもなくあっというまに作業終了。

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▲こんな感じで木質ペレットの上にバミューダヘイを敷いています。巣箱が大きいため歩くスペースが少なくてバミューダヘイを敷く場所も少ないです。ただ、着地の勢いがすごいのでふんわりと敷いてあげてます。 

 

牧草もふるいにかけてます。粉っぽいところがなくなるので、デグーちゃんはもちろん飼い主のアレルギー防止にもなります。

 

ふるいにかけるときはマスク着用!あれば眼鏡やゴーグルも着用!目に入ると痛いです。

私は眼鏡はしないのでマスクのみでふるっています。