デグーのなるとちゃんとの暮らし

デグーという小動物「なるとちゃん」との日常

デグーの床材 木質ペレットを国産にした話

こんにちは、ありんこです。

 

寒くなってきました。

デグー達も冬支度、ということで、先月からマイカヒーターを設置しています。

エアコンもフル稼働で、部屋もぽかぽか。

 

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今回は、デグーのケージの床材として使用している「木質ペレット」を国産のものに変更したというお話です。

 

ケージの床部分の使い方も変更しましたので、そのへんの話もします。

 

ケージの底部分にワイヤーメッシュすのこを導入した話

 

使用しているケージは「SANKO イージーホーム40ハイ」。

デグーの足場となる「ワイヤーメッシュすのこ」は、足を踏み外したり等の怪我防止の為に、取り外していました。

そして、ケージの底の部分(引き出し部分)には、「木質ペレット」をがっつりと敷いて、その上に「バミューダヘイ」という牧草をフワフワに敷いていました。

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ホイールの上で糞尿をすることが多いので、真下に木質ペレット入りのトレーを置いていました。

 ▼当時の床材についての記事です。

antcafe17.hatenablog.com

 

 

ところが。。。

 

2匹とも、床材を掘りまくるのです!

お気に入りのご飯やおやつを隠す、という程度なら問題ありません。

しかし、何かむしゃくしゃしたことがあったのか、と思うほど両手両足を使い、全力で床材を蹴散らします。

ケージの掃除をして、きれいに敷き詰めたばかりの床材「木質ペレット」+「バミューダヘイ」が、ぐちゃぐちゃにブレンドされている現場を見たときは、ちょっと悲しくなりました。しかも、床材を掘りすぎて、引き出しの底部分が丸見えになってる部分もあったり。

 

もはや、床材を敷く意味(尿を吸い取る等)が無くなっていました。

 

こんなことになった原因を考えてみると、部屋で遊ばせる時間が、平日はなかなか取れなかったりと、ストレスもあったのでしょう。

 

そして、めんまちゃんに至っては、掘りまくった床材の粉のせいなのか、寝起きに片方のまぶたが腫れたことが数度。すぐにお湯を含ませた脱脂綿で何度か拭いて治りましたが、これは心配です。

 

現在の我が家のデグーケージの床部分は・・・

 

・ケージに付属していた「ワイヤーメッシュすのこ」を使用。

・引き出しになっている底部分に、新聞紙を敷き、その上に木質ペレットを敷く。

・糞尿をする頻度が高い場所(ホイールの真下等)の底部分には、以前から使用しているトレイ(木質ペレットを入れておく)を設置。

 

ついに、「ワイヤーメッシュすのこ」を導入いたしました。

 

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糞尿対策のトレーもすのこの下に設置

 

床材に触れることなく過ごしてもらう為です

すのこを導入した時期が、2匹とも成長して足の大きさも大きくなっていたので、今のところ怪我をすることもなく過ごしています。

 

以前、使用しているケージの紹介で、以下のようなお話をしています。

 

良い点

  • 底面が引き出しになっており、床材交換時に便利
  • 引き出し部分の上には足場となるワイヤーメッシュすのこが敷いてある
  • 前面に2カ所の扉があり、設置したステージ等の掃除がしやすい

いまいちな点

  • 我が家ではメッシュすのこを怪我防止の為に取り外して使用しているため、床材交換時にはデグーちゃんに別の場所に避難してもらう必要がある
  • 足場のメッシュすのこを取り外しているため、むき出しになったプラスチック部分を噛まれてしまった(まだ被害は甚大ではないのでこのまま様子見です)

 

すのこを導入しておかげで、掃除がしやすくなったり、木質ペレットの再利用出来る部分(週一の掃除のたび振るって再利用しています)が多くなったりしています。

 

しかし、年齢を重ねて、運動量が減ってきたら、すのこは外す予定にしています。バリアフリーじゃないけれど、レイアウト変更も必要になりそうです。

 

 

木質ペレットを国産にした話

 

いつも購入している木質ペレットよりも、お買い得なものがないか検索していたところ、とあるショップにたどりつきました。

とても安かったのですが、送料別の料金だったため、結局はいつも購入しているところとそんなに変わりないな~などと、思っていたら・・・!

放射性セシウム」の文字が。

ペレットの製造メーカーが発表されたそうで、ペレットストーブで使用したペレットの燃焼後の灰からは、国の埋め立て基準を下回る数値ではあるものの、放射性セシウムが検出されたそうです。燃焼後の灰を土壌の改良肥料目的で農地へ使ったり、飼料の利用は控えるように、等のお願い。しかし、定期的に検査していて問題ない、との説明文がありました。

このお店が生産している薪については、きちんと検査をしていることが報告されており、取り扱いのあるペレット(他の業者が生産)についての説明もあり、とても信頼できるお店だなと感じました。

 

しかし、そんなこと考えたこともなかったし、購入時にどのサイトにもそんなことは書いていなかった・・・

 

気になって色々と調べてみると・・・

放射性セシウムに汚染されたペレットなどの木質燃料を燃やすと、放射性物質の濃縮が起こり、燃焼灰の線量が驚くほど高くなることがあります・・・』!?

なんでも、1986年のチェルノブイリ原発事故が影響となっているようです。この事故でヨーロッパに降下した放射性物質は、樹木等に付着し、その後雨で流れ落ちるのですが、その流れ落ちた放射性物質が地中に入り、樹木が吸い、放射性物質を含んだ葉が落葉し、分解しまた土壌に・・・、といったサイクルでいつまでも森林に留まるようなのです。しかし、土の中の粘土鉱物などに強く保持される性質があり、時間とともに減っていく・・・とか。調べると色々と出てきます。(ざっと調べた私の解釈です。詳しくは「一般社団法人 日本木質バイオマスエネルギー協会」のサイトのリンクを下記に貼りますのでご確認ください)

www.jwba.or.jp

 

農林水産省の外局である「林野庁」のサイトにも記載がありますので、そちらも確認いただければと思います。

 

ペレットを燃焼することで濃縮が起こり、その濃縮率の幅が大きく、一般廃棄物として処理可能な濃度を超える場合があるようです。燃焼を必要としないペット用に使用する分には、気にするほどのことはないのかな、と私は解釈していますが、なんだか穏やかな気持ちじゃなくなってきました。

ネットで検索すると、すでにそのことに気が付いておられる方もいて「国産のものを使用しています」とのこと。

 

そこで、私も国産のものを使用することにしました。

▼これを2袋購入しました。10キロ×2の方が運びやすいので。

 ▼パッケージが違うだけで同じものです。

 ▼今までは、お米の袋に入っていたけれど、今回はビニール。クリップで留めることが出来ます。

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今回は、とても勉強になりました。

国産のものもたくさんありますし、またご紹介できたらと思っています。

では。 

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